代表弁護士
虫鹿 隆志
むしか たかゆき
所属弁護士会 埼玉弁護士会
私が遺言作成サポート・遺産分割に力を入れるようになったのには訳があります。
私は弁護士になる前に、祖父や祖母の相続を通じて相続問題について漠然としたイメージを持っていました。
私は、「家族同士であれば話し合いの中で穏やかに相続が行われるだろう」と考えていたのです。
家族の間には愛情があり、お互いを思いやる気持ちがあれば、遺産分割においても自然と調和が保たれるものだと信じていました。
しかし、弁護士として相続問題のご依頼を受けるようになった際、その考えがいかに甘かったかを思い知らされました。遺産分割の現場では、想像以上に深刻な対立や感情のもつれが生じ、時に長年積み重ねてきた家族の絆が一瞬で壊れてしまうこともあります。
残されたご家族が相続の問題で対立し、思いやりのはずだった「家族」がいつの間にか「敵対する相手」になってしまう。そんな骨肉の争いの現実を目の当たりにし、何度も胸が痛む思いをしてきました。
そのような経験から、私は「家族の未来を守るためには、弁護士として遺言書の作成を推進し、しっかりとした法的サポートを提供することが不可欠だ」と感じるようになりました。遺言書を残しておくことで、ご自身の想いが明確に伝わり、遺族間の無用な争いを未然に防ぐことができます。
これは、遺されたご家族にとっての安心であり、未来への贈り物でもあります。
私自身も、依頼者の皆さまが築かれた大切な財産とご家族を守ることができるよう、相続問題に真剣に取り組んでまいります。
「てんとうむし法律事務所」の命名に込めた思い。
皆様の印象に残り,なおかつ,親しみやすい名前をと思い
私の姓である「虫鹿」から着想を得て「てんとうむし法律事務所」と命名しました。
「てんとうむし」は漢字で「天道虫」と書き,「太陽に向かって飛んでいく」との意味があり,誠実な対応を目標にするとの意味で選びました。私自身は,昆虫は大の苦手なのですが,「てんとうむし」の名前の由来通りに,皆様に親しみやすく,また,誠実である事務所を目指していきます。
経歴
- 平成9年 :千葉県立柏陵高等学校・卒業
- 平成13年:法政大学法学部法律学科・卒業
- 平成20年:明治大学法科大学院法務研究科,既修者コース卒業
- 平成21年:最高裁判所・司法研修所入所
職歴
- 平成22年:弁護士登録
弁護士法人にて勤務弁護士(第一東京弁護士会所属) - 平成24年:弁護士法人にて勤務弁護士(東京弁護士会所属)
- 平成25年:埼玉県川口市で,「てんとうむし法律事務所」設立
- 平成28年6月:「弁護士法人てんとうむし法律事務所」設立
趣味
- ジョギング
- 東京マラソン2013
- 新宿シティハーフマラソン2024
- 横浜マラソン2024
- 室内フリークライミング
- ゴルフ
- スキューバダイビング(Cライセンス取得)
特技
- 剣道2段(高校1年時に取得)
- 躰道2段(大学生時に取得)